トレーナー紹介

私がドッグトレーナーになったきっかけは、保護犬のボランテイアに参加しようと思った時でした。犬の問題行動が原因で、飼い主さん自らが飼育放棄する事が多い事実を知り、衝撃を受けました。保護された犬を救うことはもちろんですが、飼育放棄という事実を知ったことで飼育放棄される前に何とかしたいと思いました。

犬の問題行動はトレーニングをすることで改善できます。そして改善を手助けできるのがドッグトレーナーだと思い、ドッグトレーナーを目指しました。

在職中に日本ドッグビヘイビアリスト協会というところで勉強しました。また、そこの協会のドッグトレーナーの元でアシスタントとしてトレーニングに参加しました。

その時に出会った柴犬を迎え、日々その子のトレーニングを行っています。咬傷犬ということで譲渡が出来ず、4年間センターから出られなかった保護犬です。
家に来た当初は、体に触る事も出来ない状態でしたが、ハーネスやリードを装着できるようになり、注射も打てるようになり、どんどん出来ることが増えています。少しずつですが、行動は変わる事を日々実感しています。

犬の問題行動の原因の多くは飼い主さんが関わっています。飼い主さん自身も行動を変えなければ、犬の行動も変わりません。そこで直接飼い主さまに犬との良い関係性づくりをお伝えできるのが「出張ドッグトレーナー」だと思い「スモールステップ」を立ち上げました。

犬のケアを行うトリマーさんや獣医さんの中にも、犬の攻撃行動に悩んでいる方はたくさんいます。スモールステップが採用している「ハズバンダリートレーニング」をパピーの頃から始めて広めることで、咬傷犬をかなり減らせると私は思っています。犬の問題行動に困ってから相談に来られる方はもちろん、パピーの頃から予防としてのトレーニングを広めていきたいと考えています。